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【感想・レポ(その2)】 「演劇女子部 ミュージカル『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』」 2014.6.14、15

「演劇女子部 ミュージカル『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』」
日時:2014.6.14 15:00~、18:30
6.15 15:00~
場所:池袋サンシャイン劇場



 初日以来の「LILIUM」の記事になりますが、
結局、4回観賞しました。

 日程は、感想を書いた初日の
6.5 19:00~
6.14 15:00~、18:30~
そして、東京千秋楽となる
6/15 15:00~

 この中で、どの回が一番良かったかと問われると、
2回目の観賞となる、6.14 15:00の回ですかね。
 同日18:30と、6/15 15:00からの回については、
緊張感に欠けていて、ミスも目立ったような気がするのが
残念だったかも。

 18:30の回については、
当日3回目の公演ということで
疲労感があり、そうなるのはやむ終えないかもしれないが、
東京最終日となる
15:00の回ぐらいは、
もうちょっとしっかりと見せて欲しかった気はしますが。

 最終日は、鞘師が台詞噛みまくりでした。
まあ、鞘師以外でも噛んでるメンバーが居ましたが。

 あと、演劇としてのコメディの範囲を外れて
物語の雰囲気をちょっと壊すんじゃないかと思うぐらい
やりすぎな部分が目立ってしまったのは残念かも。

 特に、ダメだった回の二つについては、
共演者が笑いすぎというか。
あれだと、アフタートークショーとか
そんなレベルになってしまうかな。

 大喜利のパートは
6/14 15:00は、竹内の「スマイレージとかけまして」のなぞかけのみだったが、
それ以降の回では石田と、二人セットの分が加わっていて
ちょいと間延びしていたので、
無くて良かったんじゃないかと。

 そこで光るのが和田彩花の存在で、
彼女はミステリアスな役柄から
コメディパートについては一切絡むことは無いのだが、
リリウムという船が進行方向を誤りそうな時に
元の航路に戻すという、舵取り的な役割もしっかりとこなしていた。
場の空気にのまれず、
自然な流れを呼び戻す良い意味でマイペースな
演技が出来るキャストの重要さを改めて思い知る。
 そして、和田については、
狂気を孕んだ演技に、より深みが増していた。

 鞘師については、
その場その場でやるべき基本的な演技に加えて
モーションの部分で更に上手くなっていた。
 台詞を足したりして
はっきりと違いを出すということはよくあるが、
それとは違う部分でオーディエンスに違いを見せてくれる
鞘師の天性の勘の良さは改めて
驚いたかなと。

 前回、田村のことを酷評したが、
それよりも、回を重ねるごとに
石田の演技が悪化してたような気が。
 演技というか、単なるヤケクソみたいに見える感じで
・・・と、まあ、それは少し冗談ですが
(笑)
石田に対しては、どういう指示を与えているのかなというのが気になったかな。
 今回みたいなやかましい演技が正解だと思ってしまうと、
すごいもったいない気もしますけどね。
 田村は前回「一人劇団四季」と例えましたが、
なんか石田は「一人新喜劇」みたいでした。

 歌の部分については、
「シルベチカなんて知らない!」
の「ねえ」の部分がよりミュージカルっぽくなってたような気がしますし、
「プリンセス・マーガレット」についても歌い方にアレンジが加えられていた。

 初回見た時は、
工藤の台詞があんまり聞き取れなくて
真相をあまり理解出来なかったが、
2回目以降はその部分を注意して聞くようにした。

 というか、事前の情報から
シルベチカがよほど重要な人物かと思いきや
意外にそうでもなく、
そこに捉われ過ぎると
他の部分を見落としてしまうというパターン。
まあ、何回も見るような仕組みがよく出来ているというか。

 クランに居る少女達は、
元々VAMPではなく、実は人間で、
ファルスの実験によりVAMPにさせられたとか、
繭期(思春期)で記憶が消去させられている時は、
実は、ファルスによって元々持っていた
記憶以外にも人格も操られているんじゃないかとか、
色々深読みしてみましたが、
クライマックスの種明かしで、
ファルス自身が「(少女達を)操り人形にはしたくない」とか
「VAMPに投薬して実験した」的なことを明言していたため、
ストーリー的に実はもっと深いかなと思いきや
けっこう見たまんまのストレートな感じで。

 なので、クランに居る少女達と
ステージではあまり登場しないですが、
一応何十人も居るらしい少年達も
元々がVAMPというのは確実なようで。

 初回でもバックボーンの描き方について指摘しましたが、
実験体になったきっかけをもうちょっと描いてほしかった気がしますけどね。

 何かしらのきっかけでファルスに噛まれる事により
イニシアチブを握られ、
ファルスの血が成分となっている「ウル」を
飲み続けなければいけなくなったきっかけというのも
ハッキリと語られていないもので。
 まあ、自ら志願した、
紫蘭と竜胆ぐらいですかね、その理由がハッキリしてるのって。

 例えば、少女達は生まれたばかりで既にファルスに噛まれていたとか。
それだったら気付かないうちに噛まれていたとしても
問題なかろうと。
まあ、純粋なVAMPがどうやって生まれるのかは分かりませんが(笑)

 「リリー」「スノウ」「マリーゴールド」
あたりの主要な三人は
投薬によって、元々の記憶を書き換えられていたほうが
面白かったような気がしますが。

「リリー」=「幼少期のファルスが迫害を受けていた時に、唯一手を差し伸べてくれた少女」
「スノウ」=「ファルスの母親に求める愛情」
「マリーゴールド」=「ファルス自身の深い闇の部分」

 「マリーゴールド」は物語上では
ダンピールとされているが、
実は、ファルス自身がダンピールであり、
迫害を受けていた事実も、
マリーゴールドのものではなくファルスの幼少期の
体験だったりとか。
ファルスによって、作られた記憶だったとしたらの話ですが。

 マリーゴールドが語っている部分は本人の体験だったとしても、
ファルスも同じような体験をしているのかもしれません。

 まあ、劇中でこれといった描写はないですが
ファルスの血を体内に取り込むことにより
ファルスの記憶や経験が自分の物として感じるようになるとか。

 最後、ファルスに焼き殺される時にも
「私とあなたは同じ」的な捨て台詞を残してますし。
 リリーと絡んだ時には、
「黒い塊が迫ってきてる」的な台詞もありました。

 マリーゴールド自身にファルスの深い闇の部分が
植えつけられているとしたら、
リリーに固執する理由も納得いきますしね。

 そして、ファルス自身が、最高の実験結果と称する「リリー」と「スノウ」。

 リリーよりも一足早く、自我を取り戻すことになり、
ファルスの血が切れることによる急激な老いと死から逃れたい気持ち、
そして、ファルスと同化していきつつ、
(おそらく)その虜になっていく自分自身に葛藤していくスノウ。
 繭期の状態でシルベチカのことを思い出すようになり、
自分自身と同じ運命を辿るかもしれないリリーという親友を
なんとか食い止めようと、他人のフリをして接触を試みる。

 色々な人に分け隔てなく接するリリーと、
親友のことを思い続けるスノウ。

 なので、ラストの部分でスノウがリリーに対して、
改めてこうやって問うところが面白かったですね。
「800年前は、私とあなたが親友だったのを覚えてる?」と。

 そして、愛情の表現の仕方が違う、
この二人の結末(ファルスへの復讐の仕方)もまた変わってくるもので。

 リリーは自分自身ではなく
他の少女全員のイニチアチブを取ることにより、
自害させる方法を選ぶ。
 そして、スノウはマリーゴールドのイニシアチブを取り
自分一人を殺させる方法を選ぶ。

 自我が崩壊しかけていたとはいえ、
リリーは、とにかく、ファルスを絶望の淵へと追いやることを
優先的に考えた上での招いた悲劇だったと。

 その辺りから考えると、TRUMPであるファルスが
自分のエゴのために他人を犠牲したように、
TRUMPとして覚醒することになったリリーもまた、
潜在的にファルスと同じ素養があったのかもしれません。
そのきっかけがどうであれ。

 ファルスが投薬の実験のターゲットとしたのは、
リリーとスノウみたいな、血よりも濃い親友同士。
キャメリアとシルベチカのような、カップル。
マリーゴールドみたいな、ダンピール。
紫蘭と竜胆みたいな、ファルスの実験を知って
不老不死に興味があり、あえて志願してきた者達。
マーガレット自体は、
元々妄想癖があって、投薬によって更に悪化したパターン。
あと、他多数で名簿に載ってる方々。

 基本、少女が中心な中で
なぜにキャメリアは男で一人だけ
投薬されていたのかと思ったが、
上の理由であれば納得いく感じで。

 生きている年数は、ファルスは3000年。
リリーとスノウが800年。
750年を越えたあたりから、
徐々にファルスのイニシアチブが薄れるらしい。

 
紫蘭と竜胆、特に紫蘭
「永遠の繭期」に固執していたようで。
 最後、ファルスのイニシアチブが発揮された時は
この二人も記憶を消去されてましたが、
二人が抱擁していた場面で「永遠の繭期」に対する想いを語っていたり
地下道での、「御館様のイニシアチブの力が薄れてきているから、
私が秘密を守らなくてはダメだ」的な台詞から
意外に繭期の状態でも記憶はハッキリしているようで。
 
紫蘭については、
ファルスの力自体に魅力を感じているが、
ファルス自身に対しては、それほど信頼を置いていないような気がするかも。
 ファルスの力に頼らずに「永遠の繭期」を維持する方法を見つけることが出来た時は、
ファルスに反旗を翻す可能性もあるかもしれません。

 少女達は、なぜゆえ花の名前なのかというのも気になるところ。
 記憶自体は書き換えられてないとしたら、
元々、別名として使っているファルス以外は
イニシアチブが切れた時に自分自身の名前に違和感を持っていないところを見ると、
少女達が持っている名前はそのまんま花の名前なのかなと。

 もし、仮に少女達がファルスによって記憶を書き換えられているとしたら、
ファルスによって名づけられたということになります。
そうだとすると、どこがきっかけになってるのかという話になりますが、
そこに関係してくるのが
御伽噺として伝わっている
「或る庭師の物語」のような気がします。
 しかし、御伽噺だという理由で引用するとは考えにくいし、
どう見てもファルスは花好きには見えませんし。

 
「或る庭師の物語」が登場するのは
リリーがシルベチカから聞いたと告げたタイミングでしたが、
そのシルベチカは、自分自身の母親から聞いたと告げてました。

 ここで、もう一つ仮説を立てるとしたら
シルベチカが母親から聞いたという
事実ですら
実はファルスによって創られたものであって、
本当はファルスの母親の職業が庭師だったのではないかと。

 マリーゴールドの記憶として、
母親が人間と交わってダンピールとして自分自身が生まれたことや、
迫害を受けることになり、その母親に生まなければ良かったと言われたり、
劇中で、なぜか「母」という言葉が印象に残る場面があったりするので。

 序盤と最後(?)でバックに映っている百合の花達は
母親が作った庭を表現してるとか。
 それ以外で、母親が育てていた花達を
そのまま少女達の名前として名づけたとか。

 もし、それが真実だとしたら、
ファルスが異様に愛情に飢えているように見えるのも
納得いくかもしれませんけどね。


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