スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【感想】かんさい特集 ドラマ「やさしい花 ~平成23年度文化庁芸術祭参加~」

やさしい花 ~平成23年度文化庁芸術祭参加~」
http://www.nhk.or.jp/osaka/kodomo/drama/index.html
「放送日時」NHK 10月10日(月・祝)14:00~14:43

【主な出演者(※以下、役/演者)]】
木原友子/石野真子
里美(小林)ユカ/谷村美月
木原卓也/西川忠志
木原葉月/早織
工藤将志/木咲直人
里見(小林)充/國分健太

紅萬子
赤松悠美
松寺千恵美
小谷幸弘
青野敏行
後井梨花

【あらすじ】
 大阪のマンションに暮らす木原友子(石野真子)と卓也(西川忠志)の夫婦。今は娘の葉月(早織)も独立し、夫婦水入らずの幸せな生活を送っている。しかし 20年前、卓也が家庭を顧みず、友子が育児ストレスから当時3歳の葉月を虐待。児童相談所の助けを受けて家族関係を立て直した過去を持っていた。

 ある日、木原家の下の部屋に若い母親・ユカ(谷村美月)と小さな男の子・ミツル(國分健太)が引っ越してくる。夜になると子どもが泣き叫び、母親の暴力を 目の当たりにした友子は、自分と娘とのつらい過去を思い出し、救いの手を差し伸べようと考え始める。他人の家庭にどれだけ関わるべきなのか?素人に何が出 来るのか?と躊躇する毎日・・・。

 ある夜、ミツルが泣きながらせき込む声が聞こえ、たまらなくなった友子は、ユカの部屋の隣に住む大学生・将志(木咲直人)とともにユカの部屋に入る。吐い て熱を出していたミツルを介抱し、ホッとしたのもつかの間、帰宅したユカに「あんたらに何が分かるんよ!ほっといて!」と協力を拒絶されてしまう。

 悩んで過呼吸で倒れた友子を夫の卓也は「関わるな!」となじるが、駆け付けた娘の葉月は、「あの子のことを考えてやって・・・」と友子の背中を押す。そして、ある出来事をきっかけに、友子は、勇気を出して若い親子を助ける行動に出る…。



 本作のテーマは、
若いシングルマザーによる我が子への虐待。
 おおよそ、こういうテーマのドラマというのは
若い母親を「悪」として、視聴者に良い印象をあたえず
そのまま終わってしまうことが多く、
えてして、そういったドラマの話は陳腐であり
観た側としてはあまり心に残らなかったりします。

 しかし、このドラマについてはそのように偏った描き方をせず、
母親自身、感情を抑えきれず子供に当たってしまう、
しかし、その自分を激しく悔いる描写も取り入れている。
その辺りの心の葛藤が何度も登場するのですが、
台詞回しも含めて、そのバランスが実に上手かった。
特にクライマックスでのユカが感情を吐き出すシーンは圧巻でした。

 過去に自分自身も虐待していた経験を持つため
ユカ(谷村美月)を放っておけない、友子(石野真子)。
その旦那の卓也(西川忠志)は、
友子が深く関わっていくことに対して反発します。
 上記を含めた主要人物についても、
各々の行動に納得出来るところもあって感情移入できるぶん、
見ていて苦しかったです。
 友子は、ユカとは対照的に今まで上手くいってきたような
円満な家庭に見えますが、過去に我が子を虐待していたという
経験をしており、色々なパターンで虐待というのは起こり得るのだというのを
ドラマ内で見せている点も良かったのではないかと。

 ちなみに、今回登場した
「姫女苑 (ヒメジョオン)」の花言葉は「素朴で清楚」らしいです。
 この花について少し調べてみると、
姫女苑は、咲き始めの時期がちょうど夏前の
草刈りの時期とぶつかり、 あっけなく切られてしまうことが多く、
ハルジオンに似ている為、紛れて分からないことが多いらしいとのこと。
 そういった花の特徴は、
気付かれずに最悪のケースに至ってしまうパターンが多い
今回のドラマのテーマに似ているような気がします。

 ユカは所々で友子にSOSのシグナルを送ります。
その例として、初めて対面した時、ユカは友子に遠慮がちに名前を尋ねます。
そして、クライマックス付近で、充(國分健太)を置いて逃げようとするユカは、
友子にすぐ見つけてほしいと、鍵を開けたままにしていきます。
 コミュニケーションを取るのがヘタな現代人を象徴しているかのようであり、
ユカの気持ちを察知した友子は最終的にユカの気持ちを全て受け止めます。
ユカと同じ状況に居る人に希望を見せる形になっており、良かったのではないでしょうか。
 それも含めて、45分という短い尺の中で
「シングルマザー」と「我が子への虐待」という
テーマをしっかりと伝え、視聴者に考えさせるように作り上げたのは見事です。

 今回、大阪の放送局ということで、
演じている役者達は全て関西出身の人達ですが、
知名度のみで選択されたような役者が出ているドラマにならず、
その点は良かったと思います。
ユカを演じた谷村美月は始めての母親役ということですが良く演じてました。
今後、さらに良い演者になっていきそうですね。

 ユカと同じ境遇に立たされている人以外にも、
多くの人が見たほうが良いドラマだと思いますし、
何より、今後、ユカと同じ境遇になる確率が一番高い
今の若い子達に見てもらい、色々と考えてほしい気がしました。

 内容とは関係無い話ですが、
「もしも明日・・・我が子に虐待を始めたら」という
ドキュメンタリーを含めた、ユカが虐待するに至るまでを描いた
放送があったようなのですが、このドラマが放送された後に放送してほしかったかも。
このドラマを見て、そちらも見たいと思った人も多いのではないでしょうか。




にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

ベスト・ヌーディスト

Author:ベスト・ヌーディスト
当サイトに掲載しているすべての
文章・画像などの著作権は、
権利元に帰属します。

本サイト上の文章・画像等の
無断複製・転用・販売といった
二次利用をすることを固く禁じます。

当サイトの一部ページにて
画像利用や記事などの引用を
させていただいておりますが、
権利元にて問題があると
判断された場合は
おっしゃっていただければ
速やかに対処させていただきます。

検索フォーム
amazon
ハロメン誕生日順
<1月>
6日 梁川奈々美(14)
7日 石田亜佑美(19)

<2月>
2日 牧野真莉愛(15)
5日 中島早貴(22)
7日 矢島舞美(24)
7日 萩原舞(20)
10日 小関舞(14)
10日 野村みな美(16)
15日 尾形春水(17)
19日 森戸知沙希(16)

<3月>
4日 藤井梨央(17)
6日 嗣永桃子(24)
7日 羽賀朱音(14)
8日 和田桜子(15)
12日 小田さくら(17)
26日 相川茉穂(17)
27日 小川麗奈(16)

<4月>
1日 岸本ゆめの(16)
2日 宮崎由加(22)
6日 勝田里奈(18)
12日 鈴木愛理(22)
21日 高木紗友希(19)
26日 浜浦彩乃(16)

<5月>
7日 佐藤優樹(17)
10日 船木結(13)
28日 佐々木莉佳子(14)

<6月>
4日 中西香菜(18)
12日 室田瑞希(17)
21日 岡井千聖(21)

<7月>
2日 金澤朋子(20)
7日 生田衣梨奈(18)
17日 井上玲音(14)
21日 田口夏実(15)

<8月>
1日 和田彩花(21)
4日 広瀬彩海(16)
5日 鈴木香音(17)

<9月>
3日 浅倉樹々(15)

<10月>
7日 野中美希(16)
14日 山木梨沙(18)
20日 新沼希空(16)
27日 工藤遥(16)
30日 譜久村聖(19)
30日 田村芽実(17)

<11月>
5日 小片リサ(17)
7日 飯窪春菜(21)
16日 谷本安美(16)
23日 竹内朱莉(18)
24日 山岸理子(17)

<12月>
1日 宮本佳林(17)
27日 稲場愛香(18)
30日 植村あかり(17)
最新記事
リンク集
カテゴリ
Q10 (3)
3DS (8)
各種ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へFC2Blog Ranking
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
ページランキング
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
コメント
RSSリンクの表示
QRコード
QR
忍者アナライズ解析タグ
ブログパーツアクセスランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。